2012年11月20日

お酒とアンチエイジング(4)

・鍛えればお酒に強くなる?

今回のテーマは、
『お酒は鍛えれば強くなるのか』
についてです。

私の学生時代は、
『社会人になったらお酒ぐらい多少は飲めなきゃ!』
『お酒は、たくさん飲んでいれば鍛えられて強くなるから』
といわれて、よくお酒をすすめられた記憶があります。

皆さんも、かつて似たような経験はあるのでは?

本当にお酒は訓練すると鍛えられるのでしょうか?

アルコールの代謝のメカニズムには、
主要な働きのALDH2(前回参照)以外にも、
もう一つ大事な代謝経路(ミクロゾームエタノール酸化系)があります。

このもうひとつの代謝経路があることで
頑張って(?)お酒を飲み続ければ、
じつは、この代謝能力が向上します。

しかし、この経路が関与するのは、
せいぜいアルコール代謝全体の20%ですから、
いくら訓練してもお酒の弱い人が、いわゆる酒豪になることはないと考えられています。
たくさんのお酒mini.jpg
もし仮に強くなれたとしても酒量の増加により、
アルコール性肝臓障害を起こしやすくなったり、
摂取カロリーが過剰になったりしてしまうので、
健康長寿の点では、マイナスですね。

やっぱりお酒はほどほどに。

今後は、
・特に女性が気をつけたいお酒の話
・抗加齢医学にもとづいた、飲酒と長寿

のテーマの予定です。乞うご期待!

おおはし歯科医院のHPへ
ラベル:女性 長寿 健康
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