2012年11月18日

お酒とアンチエイジング(3)

今日は、
お酒に強いとか弱いというのは、何が違うのか?
というお話です。
博士.jpg
・お酒の強い・弱いは何が違うの?  

アセトアルデヒドを分解するアセトアルデヒド分解酵素(ALDH)は、
4つの種類があります。
そのなかで一番主要な働きをしているのが、ALDH2です。

このALDH2には、
酵素活性の強い・・・ALDH2-1と
活性の弱い・・・ALDH2-2の
2つのサブタイプがあります。

両親からこのALDH2のどちらかを一つずつもらいますので、
どういった組み合わせで持っているかにより、
お酒に強い・弱いが決まるのです。

つまり遺伝的に、
@強いALDH2-1を2つ持っている人
・・・お酒に強い人(45%)、

A強いALDH2-1と弱いALDH2-2を1つずつ持っている人
・・・飲めるけれど、本当はあまり強くない人(45%)

B弱いALDH2-2を2つの人・・・全く飲めない人(10%)、

に分けられるのです。

続いて、タイプごとのアドバイスです。

まずBのタイプは、
もともとお酒を受け付けず依存症になりにくいのですが、
無理やり飲まされたりすると、急性アルコール中毒になりやすく危険です。

そしてAのタイプは、本当はあまり強くないので飲みすぎないのが大切です。

さて、今日の最大のアドバイスポイントです。

Bの飲めるタイプの方は、安心してお酒に自信を持ってはいけません。
飲めるタイプの人はどうしても酒量が増えてしまうので、
アルコール性肝臓障害を起こしやすくなります。

実際に、アルコール性肝臓障害の実に85%!がこのタイプの方なのです。
高血圧、脳梗塞のリスクも高いグループです。

お酒に強いということで、自信過剰は絶対に禁物!
何でも、中庸が肝心のようです。

さらに、日本人をはじめとする黄色人種は、

アルコール分解後に出来るアセドアルデヒドを更に無害にする酵素である
アセドアルデヒドリダクターゼ
の絶対量が、欧米人と比べて、少ない事がわかっています。

もちろんこのブログの読者で
水代わりにビールやワインを飲む
などという欧米人の都市伝説(?)を
そのまま実行する方は、いらっしゃらないとは思いますが・・・。

おおはし歯科では、誰がどのタイプでしょうか?
ぜひ知りたい方は、答えをクリニックで直接聞いてみてください(笑)。

ブログを読んだといえば、教えてくれるかもしれません。
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